日時:2016年01月29日 10:00~18:00
Seaが定期開催するカンファレンスイベント ”SEA DAY”。「組織内0→1力」を共通項に、これからの「はたらく」に向けたモノゴトを前に進めるためのヒントを得るプログラムを開催します。
このたび株式会社岡村製作所は”SEA DAY 01”を開催します。
「SEA DAY」とは、Seaが定期開催するカンファレンスイベントです。「はたらく」に興味を持つ企業・機関の方々や、パートナーとして協業関係を築いていこうと考える企業・機関が一同に集まり、Seaに込めたマインドを共有すると共に、共通意識を生み出し、コラボレーションによる価値創造のスタートアップの重要な機会を創出します。
「働き方を変革する」、「そこにある組織課題を解決する」、「新たな価値創造を促す」・・・。
いま企業や大学などの組織で、さかんに唱えられているそれらの言葉を実現することは容易ではありません。様々な企業が新しい試みに挑戦するケースが増えているいっぽうで、新しい「はたらく」やイノベーションはすぐそこに見えているようで、なかなか届かない。
組織のなかで、新しいモノゴトを実現するための組織内の「0→1力」とは、いったいどんなものなのでしょうか?組織内外の多様な人とのオープンなやり取りから新たなヒントを導き出すオープンイノベーションと「0→1力」の関係とは?
今回の”SEA DAY 01”では、「組織内0→1力」を共通項に、これからの「はたらく」に向けたモノゴトを前に進めるための、多彩なプログラムを実施します。
林 千晶(株式会社ロフトワーク)
立本 博文(筑波大学大学院ビジネス科学研究科)
遅野井 宏(株式会社岡村製作所)
新しいモノゴトを実現する「0→1」の手段として、いまオープンイノベーションはおおきな注目を集めていますが、多くの日本の企業ではセキュリティや営業秘密の必要性から、なかなか現実的な手段として踏み出せないのが現状です。
現在のグローバルな環境では、オープンイノベーションはどのようにおこり、どのような新結合から新しいビジネスや価値が生まれているのでしょうか。そして、日本でクリアしなければならない課題とはなにか。
学術の現場とビジネス現場の両面から理解を深めていきます。
市川 博久(アクセンチュア株式会社)
角野 賢一(株式会社伊藤園)
鈴木 一十三(ローソン株式会社)
細谷 らら(株式会社岡村製作所)
イノベーションに苦難する日本でも、組織の中で0→1を仕掛けて実績を上げている事例はあるものです。多くの困難にぶつかりながらも、「1」を生み出すことに成功した秘訣とはなにか。どのように周囲を説得し、情熱を注ぎ続けたのか。そして、どのようなインパクトをまわりの組織に与えたのか。
様々なチャレンジの軌跡を、業界を超えた先駆者の体験から学びます。
Seaでは、これまで様々なゲストや参加者の方々を集め、様々な観点からこれからの「はたらく」について議論を重ねてきました。一方で、議論から生まれたこれからの「はたらく」の種を「0→1」(ゼロからイチ)に芽吹かせるためには、テーマを絞り、より深くコミットし合える仲間を募り、推進していく場が必要だと感じました。
”SEA DAY 01”では、テーマごとにより深い議論を進めるためのディスカッションの場を同時多発的に実施する、「Meetup Festival」を開催します。これからの「はたらく」をつくる新たな枠組みの立ち上げに向けた議論に参加してみませんか?
[A-1] ワーク・エンゲイジメント Eng@WA 第1回公開研究会
西 大輔(Eng@WAコンソーシアム 幹事/国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター) ※登壇者が変更となりました
下地 貴明(スマートメディカル株式会社)
山田 雄介(株式会社岡村製作所)
本年10月に正式発足したEng@WA(Engagement at Work Association)は、ワーク・エンゲイジメントの研究と実践を通じ、従業員が健康でいきいきと働くことを実現するための新しい働き方の創出と発信を目的としたコンソーシアム。第一回の公開研究会をSEA DAY 01で実施します。
[A-2] 「はたらく」と「食」
鈴木 一十三(株式会社ローソン)
西川 浩康(日の丸交通株式会社) ※登壇者が変更となりました
山本 大介(株式会社岡村製作所)
一日のうちに誰もが「食事」をします。同時に、「食」は労働時間の中で重要な要素でもあります。
朝食に始まり、昼食。人によっては間に間食を挟んで、夕食。忙しければ残業し、ときには夜食・・・。はたして、私たちが普段何気なく行っている食事は、「いい仕事」をするためにどのような影響を及ぼしているのか?一緒に考えてみませんか?
[B-1] 紀尾井・番町・麹町 新しいまちプロジェクト
高橋 眞一郎(一般社団法人オメガセクターアソシエーション)
辻 千恵美(大日本印刷株式会社)
川西 諭(上智大学)
庵原 悠(株式会社岡村製作所)
2020年の東京オリンピックに向け、また地方創生の流れを受け、日本全体が大きく変わろうとしているなかで、まちがそのまちらしさをもって存続するには、市民自ら主体的にまちのありたい姿を描き、 またその取り組みを継続させる構造基盤を整えることが重用です。 「紀尾井・番町・麹町 新しいまちプロジェクト(仮)」では、千代田区の昼夜人口比率が日本一という特性を生かし、市民と企業市民とが一緒になって都心の新しいまちづくりを考えます。そして、これらを議論に終わらせず、産学官民連携での“まちのプロジェクト“を創造していきます。
[B-2] オープンイノベーションの場づくり
松下 慶太(実践女子大学)
庵原 悠(株式会社岡村製作所)
オープンイノベーションという言葉が盛んに唱えられるようになる中で、その場づくりに必要な要素とは何なのか?OPEN INNOVATION BIOTOPE “Sea”の活動を通して見えてきた、あるべき場の要素の経過報告を踏まえて、これからの協働の場づくりに求められる要素について議論します。
[C-1] 「美しく働く」 ~働く女性が美しさとともに活躍するワークスタイルとは~
萩原 なつら(株式会社資生堂)
遅野井 宏(株式会社岡村製作所)
河野 春菜(株式会社岡村製作所)
女性の社会進出が多様化し、美しく楽しく働きたいという思いも強くなっています。社会で活躍する女性たちが女性であることを楽しみ、自信や明確な意思を持ち働くこと。それが女性たちの活躍の場を広げるのではないでしょうか。働く女性が美しさとともに活躍するワークスタイルを考えます。
[C-2] ワークインライフ ~多様性の時代における、組織と個人のシステム&キャリアプランニング~
森田 舞(株式会社岡村製作所)
薄 良子(株式会社岡村製作所)
『どう生き、どう働くか』。働き方を組織ではなく、自分で決める時代が来ています。ワークとライフを分けるのではなく、自身の価値観やライフイベントの中で自分らしくキャリアを描き、組織や社会に貢献していく。イキイキと楽しく、生産性高く働くために必要な組織・制度、個人のあり方について考えます。
10:00 | Opening Speech | ||
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[Part01 : 基調講演] イノベーションとオープンイノベーションと新しい「はたらく」 | |||
10:10 | 基調講演① 「日本企業にとってのオープンイノベーションの課題とは」 筑波大学大学院ビジネス科学研究科 立本 博文 |
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10:40 | 基調講演② 「0→1 非常識を常識にかえる挑戦」 株式会社ロフトワーク 林 千晶 |
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11:10 | Cross Talk 立本 博文 × 林 千晶 × 遅野井 宏 |
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11:40 | Lunch Break 昼食休憩 |
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[Part02 : 特別講演] 「組織内0→1力」のケーススタディ | |||
12:45 | 特別講演① 「何をすればいいのか分からなくなった今、僕たちになんとなく見えてきたこと ~ オープン・イノベーションの可能性と事業創造」 アクセンチュア株式会社 市川 博久 |
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13:00 | 特別講演② 「シリコンバレーから学んだ『モノを売らない営業』!!」 株式会社伊藤園 角野 賢一 |
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13:15 | 特別講演③ 「“健康”意識の高まりを捉えたビジネス変革と新しい顧客体験の提供」 株式会社ローソン 鈴木 一十三 |
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13:30 | 特別講演④ 「CMFで世の中をより豊かに」 株式会社岡村製作所 細谷 らら |
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13:45 | Panel Discussion 市川 博久 × 角野 賢一 × 鈴木 一十三 × 細谷 らら |
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14:35 | Tea Break 休憩 |
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[Part03 : Meetup Festival] 「はたらく」の議論を深める同時多発セッション | |||
14:55 | Meetup A-1 ワーク・エンゲイジメント Eng@WA 第1回公開研究会 |
Meetup B-1 紀尾井・番町・麹町 新しいまちプロジェクト |
Meetup C-1 「美しく働く」 ~働く女性が美しさとともに活躍するワークスタイルとは~ |
16:00 | Meetup A-2 「はたらく」と「食」 |
Meetup B-2 オープンイノベーション の場づくり |
Meetup C-2 ワークインライフ ~多様性の時代における、組織と個人のシステム&キャリアプランニング~ |
16:55 | Tea Break 休憩 |
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17:10 | Wrap-Up & Discussion | ||
18:00 | Networking |
こちらのイベントは終了いたしました。イベントレポートはこちらから。
立本 博文
筑波大学大学院ビジネス科学研究科 准教授
筑波大学ビジネスサイエンス系准教授。東京大学ものづくり経営研究センター助教、兵庫県立大学経営学部准教授、MIT客員研究員を経て現職。日本知財学会理事。国際ビジネス研究学会、組織学会、多国籍企業研究学会に所属。著書に『オープン・イノベーション・システム』(晃洋書房、2011)、論文に「オープン・イノベーションとビジネス・エコシステム」(『組織科学』45(2),2011)他多数。専門はビジネス・エコシステムやプラットフォーム・ビジネス。
林 千晶
株式会社ロフトワーク 代表取締役
1971年生、アラブ首長国育ち。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、ロフトワークが手がけるプロジェクトは年間530件を超える。書籍『シェアをデザインする』『Webプロジェクトマネジメント標準』『グローバル・プロジェクトマネジメント』などを執筆。2015年4月、「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を設立、代表取締役社長に就任。
市川 博久
アクセンチュア株式会社 オペレーションズ本部 インフラストラクチャサービスグループ マネジング・ディレクター/ オープン・イノベーション・イニシアティブ ソーシャルシフトユニットリード/ コーポレート・シチズンシップ推進室 若者の就業力・起業力強化チーム
1997年入社。2007年にインフラストラクチャ・アウトソーシング事業を立上げる。2010年よりCSR活動として雇用機会の創出にも参画。アクセンチュア・オープン・イノベーション・イニシアチブでは、イシューを切り出し、創発的にイノベーションを誘発することを目的とするソーシャルシフトユニットチームリードとしても従事。
角野 賢一
株式会社伊藤園 マーケティング本部
2009年6月より5年間、サンフランシスコ、シリコンバレーにてお〜いお茶の営業活動を行い、現地のIT企業を中心に「お〜いお茶ブーム」を起こす。2014年6月に日本に帰国してからは、「茶ッカソン(お茶xハッカソン)」というイベントを行い、お客様との新しい関わり方を模索しています。
鈴木 一十三
株式会社ローソン ホームコンビニエンス事業本部 部長 健康ステーション推進委員会
1999年ローソン入社。店舗勤務、人事部(社会保険担当)、商品開発、『プレミアムロールケーキ』プロジェクトメンバーを経て内閣官房国家戦略室に出向。その後営業戦略本部にて健康ステーション推進委員会事務局長を経て現在ホームコンビニエンス事業本部に着任。
細谷 らら
株式会社岡村製作所
1985年神奈川県生まれ。筑波大学芸術専門学群デザイン専攻プロダクトデザイン領域卒業後、株式会社岡村製作所へ入社。プロダクトデザイナーとして商品開発に携わる。CMF(” COLOR(色)”、”MATERIAL(素材)”、”FINISH(加工)”の3つ)の重要性に気づき、2015年からCMF専門のデザイナーとして商品開発に取り組んでいる。
ワークプレイス
2021年10月7日に開催した本ウェビナーでは、効率重視のオフィスを「工場」、ドキドキワクワクするようなオフィスを「遊園地」に置き換えて、今後オフィスデザインに求められる要素を最前線で活躍するスペースデザイナーとともに探りました。
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ワークスタイル
酷い不健康は嫌だけれど健康のために日頃から何かしらの努力をする気にはなれない。そんな私にとって今回の「ゼロ次予防」は渡りに船。まさにうってつけのアプローチです。無意識のうちに健康になるための行動を促してくれる「ゼロ次予防」。こんなありがたい話はありません。今回はゼロ次予防のアプローチから、オフィスづくりについて考えていきましょう。
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ワークスタイル
組織が成長し存続していくためには多様性が必要です。でも最近では多様性「ダイバーシティ」があるだけではなく、それが活かされている状態「インクルージョン」をつくらなければいけない、と言われていて、両者をセットにした「ダイバーシティ&インクルージョン」という言葉を耳にする機会が増えてきています。今回は日本企業ならではのダイバーシティ&インクルージョンのあり方をご一緒に探っていくことにしましょう。
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にSeaにおたずねください。