REPORT
2024.09.27
【イベントレポート】旅する"Sea"企画:偉人の人生を追体験! タイムトラベルワークショップ -近代日本経済の父・渋沢栄一の働く哲学を探ろう!- を開催しました
後世に名を残す歴史的な偉人は、一体どのような時代の中で、どのような哲学を持っていたのでしょうか?
その人生を“追体験”してみることで、価値創出の土台となる自身のDNAや、才能を最大化させるためのヒントを発見!
2024年9月27日に開催したイベントのレポートをお届けします。
2024.09.27
後世に名を残す歴史的な偉人は、一体どのような時代の中で、どのような哲学を持っていたのでしょうか?
その人生を“追体験”してみることで、価値創出の土台となる自身のDNAや、才能を最大化させるためのヒントを発見!
2024年9月27日に開催したイベントのレポートをお届けします。
WORK MILL(ワークミル)プロジェクトが運営する、これからの「はたらく」を描いていくための共創空間「Open Innovation Biotope “Sea”」(東京・赤坂 ニューオータニガーデンコート3階/ガーデンコートショールーム内)では、9月から12月までのクローズ期間中、「旅する”Sea”」と題し、さまざまな場とコラボレーションをし共創イベントを開催しています。
今回は、point0 marunouchi(東京・丸の内 丸の内二丁目ビル)で、登壇者に株式会社Bulldozer 代表取締役運転手/パラダイムシフター尾和 恵美加(おわ えみか)氏を招き、ワークショップ型共創イベントを開催しました。
当イベントは以前Seaで開催した「偉人の人生を追体験!タイムトラベルワークショップ -ホテルニューオータニ創始者・大谷米太郎の働く哲学を探ろう!-」の第2弾。今回は、新1万円札の顔にも選ばれた渋沢栄一を取り上げ、タイムトラベルワークショップを開催しました。
江戸時代後期に生まれ、明治維新・大政奉還を経て明治時代には約480にもおよぶ企業・団体の設立に携わり、日本近代経済の礎を築いた渋沢栄一。
後世に名を残す歴史的な偉人は、一体どのような時代の中で、どのような哲学を持っていたのでしょうか? その人生を“追体験”してみることで、価値創出やイノベーションの土台となる自身のDNA(=オリジン)や、才能を最大化させるためのヒントを発見できるのだそう。
当日はおよそ20名の皆さんに参加をいただきました。
建設業から小売業、電気機器、人材にと幅広い企業の方々から、職種も経営企画、営業、広報、マーケティングにと、業種・職種を問わずあらゆる方々に参加いただき、さらに企業以外にもNPO法人や高校生にと多様な皆さんに参加いただきました。そうした普段触れ合うことの少ない方々で意見を交換しあえるため、新しい視点や気付きに繋がります。
イベント冒頭には「チェックイン」として、皆さん一人一人の「はたらく」の定義を発表。「資本を利益に変える作業」や「失敗から学ぶこと」「楽しく儲け、自立的にはたらく」のほかに「自己満足」「修行」など、いろいろな「はたらく」の定義を共有しました。
ワークショップでは、渋沢栄一が生きた時代背景や、過ごした土地、関わった人が、彼の仕事への姿勢や哲学、そして彼が残した名言と言われる言葉にどのように影響したのかを想像しながら、ワークシートに記入していきます。記入後はグループディスカッションを通して自分だけの視点ではなく他者の視点や考えを取り入れ多角的な視点で理解を深めていきました。
イベント終わりに参加された皆さんからは以下感想をいただきました。
・「共創を通じて生まれてくる価値は大きいと感じた」
・「いろんな企業、団体の皆さんと対話することで、それぞれ所属している企業らしさが意見に反映されていて、その人が過ごす環境や関わる人によって思想・哲学への影響は大きいと実感ができた」
司会進行を担当した宮野さんも、イベントでの1番の気付きとして「相性の良い人と繋がること、そしてその相手に共感できるところを見つけることで共創価値を生み出していけるのだと感じました」と述べました。
イベントを通して、参加者の皆さんは渋沢栄一という偉人と自身の人生を照らし合わせながら、哲学や仕事観をアップデートさせ、さらにグループでのディスカッションで互いの意見をインプット・アウトプットしあうことで質の高い理解に繋がった様子でした。
もちろん、イベントに参加して終わりではありません。ワークショップで自身のやるべきことが明確になり、明日からの行動に活かしていく。そんな具体的な気づきを得た方も多くいらっしゃったように感じています。
組織の壁を超えて多様な人びとと共に、新たな価値創造につなげる「共創」。
WORK MILLが取り組む「旅する”Sea”」では、今後もあらゆる場での共創イベントを通して、答えを一方通行的に規程するのではなく、多様な方々とさまざまな可能性を探っていきたいと考えます。そうした共創の先に働き方改革の推進はもちろん、地域におけるさまざまな課題解決へつなげていきます。
テキスト:赤星 昭江
写真:株式会社ATOMica、株式会社オカムラ
ワークスタイル
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にSeaにおたずねください。